割り切って中古車購入を検討しているときに「5万円の中古車ってどうなの?」って思うことはありませんか?
一方で5万円は激安ですので
- 5万円の中古車はすぐ壊れるのではないか?
- 水没車や事故車両など安いなりの理由があるのでは?
- 保障がついてないなど、見えない落とし穴があるのでは?
といった点も気にする方が多いと思います。
筆者は整備士として5,000台の車を見てきましたし、車好きのため激安の車も購入してきました。
結論からお伝えすると5万円なりの使い方であれば「あり」でしょう。
もちろんリスクはありますが、激安のメリットを十分に得ることができると考えています。
この記事では
- 5万円程度の激安中古車に適した使い方
- 5万円中古車の注意点やリスク
- リスクを抑えた5万円中古車の買い方
- おすすめできない中古車の特徴
- 整備士の筆者なら買うであろう5万円中古車の事例
について紹介していきますので、読み終わる頃には5万円の中古車選びができるようになっているでしょう。
ガッツリと節約できますので、ぜひ最後までお読み下さい。
コラム:お金がない方なら自動車ローン・自社ローンと言う選択肢がある
「お金がない」「ローン審査が通らない」という方は
- 自動車ローン
- 自社ローン
での分割払い(ローン)も検討してみましょう。
分割払いを活用すれば5万円以上の中古車でも家計の負担を抑えて購入することができます。
もし「学生だから」「派遣社員だから」と審査が通らないことを懸念されている方は自社ローンであれば借入できる可能性があります。
審査は販売店が独自に行いますので、過去に支払いの延滞などでペナルティーがあったとしても審査が通る可能性は十分にあります。
もし自社ローンが気になる方は「中古車の自社ローンとは?デメリットから分かるおすすめな人と対応店舗の探し方」をご覧ください。仕組みやメリット・デメリットなども紹介しています。
参考までに借入先別の金利比較を掲載いたします。
【借入先別の金利相場比較】
借入先 | 金利の相場 |
---|---|
銀行 | 1~2%台(変動金利) |
信用金庫 | 2~3%弱(変動金利) |
JA | 2~4%(変動金利) |
ディーラーローン | 3~10%(固定金利) |
販売店独自の自社ローン | 0% |
支払い総額30万円の中古車を購入したケースの試算を下記は下記の通りとなります。
分割払いにすることで、5万円の手元資金がなくても予算アップを検討することが可能になります。
【分割支払い例】
金利 | 3% |
---|---|
支払い回数 | 36回 |
月々の支払い額 | 8,724円 |
頭金 | なし |
ボーナス払い | なし |
では次に、5万円の中古車を購入するのは「あり」か「なし」かについて解説していきます。
Contents
5万円の中古車はあり!ただし使い方次第かつリスクも向き合う必要がある
整備士として5,000台の車を整備してきた経験からすると、使い方次第では5万円の中古車でも十分使えると言えるでしょう。
どうしても5万円の中古車と聞くと、「ボロボロの車」「すぐに壊れる」といったようにネガティブなイメージがありますが、選び方さえ間違えなければ普通に使える車もあるのです。
ここで言う「あり」というのは、車として「走る・止まる・曲がる」といった必要最低限の機能を果たしている状態を指します。
そして使い方も大切です。
例えば「10年使いたい」という方には5万円の中古車には適していません。
それでは次にどのような使い方が5万円の中古車に適しているのかご説明いたします。
5万円の中古車に適する4つの使い方
5万円の中古車ですから、新車のような品質・性能を求めてはいけません。
「5万円なのに十分使える!」「掘り出し物に出会えた!」といった観点で中古車探しをすると良いでしょう。
5万円の中古車に最適なシチュエーションを以下にご紹介いたします。
- 使い方1:短期間しか使用しない
- 使い方2:とにかく車にお金を掛けたくない
- 使い方3:週末もしくは月に数回しか乗る予定がない
- 使い方3:週末もしくは月に数回しか乗る予定がない
それぞれについて解説していきます。
使い方1:短期間しか使用しない
「車検が切れるまでの2年間だけ」「単身赴任中のみ使いたい」など、期間を限定した使い方であれば、5万円の中古車という選択肢はメリットが大きいと考えます。
初めから一時的に使えれば良いというスタンスですので、壊れても仕方がないという割り切った気持ちで乗ることができます。
短期間で車を手放す予定がある方は、5万円の中古車はおすすめと言えるでしょう。
使い方2:とにかく車にお金を掛けたくない
「車は必要だけど、他のことにお金を使いたい」「必要最低限の機能があれば良い」といったように車に快適性能、最新の安全性能などを求めず、単なる移動手段としてお考えであれば5万円の中古車でも事足りてしまう可能性があります。
5万円の中古車といっても車としての機能を果たしているものを販売していますので、外装や内容にキズやへたりがあっても「走る・止まる・曲がる」を満たしていれば購入しても問題ないと言えます。
ただし長期間使える車ではない可能性が高いのでご注意ください。
使い方3:週末もしくは月に数回しか乗る予定がない
普段はあまり車に乗らないという方にも5万円の中古車はおすすめと言えます。
これは毎日通勤や仕事で車を利用する方と比較して車の部品の消耗が少なくなるからです。
ただし新車でも言えることですが、車は乗らなくてもタイヤなどのゴム系、エンジンオイルなどの油脂類が劣化してきますので、定期的な消耗品の交換は行いましょう。
使い方4:遠出をしない
乗る回数が少ない例と近い理由になりますが、走行距離が少なければ車の負担もそれだけ少なくなります。
長時間の使用に伴うエンジンや各部への故障が少なくなるため、車の寿命がその分長くなります。
ただし懸念事項として、近所などの短い距離しか走らない場合はバッテリーへの負担が大きくなりますので、特に夏場などのバッテリー上がりには注意しましょう。
5万円の中古車の使い方をご理解いただいたところで、実際に購入しても大丈夫な中古車の状態を表にまとめましたのでご覧ください。
【おすすめな5万円の中古車の特徴】
状態 | ○:良い、△:条件による、×:悪い |
---|---|
人気のない車種 | 〇 |
売れ残り | 〇 |
外装・内装のコンディションが悪い | 〇 |
走行距離が多い(10万km超えなど) | △※1 |
年式が古い | △※2 |
エンジン、足廻りなど部品の状態が悪い | × |
※1・・・法人車両など、メンテナンスが隅々まで行き届いている中古車はあり。
※2・・・上記と同じくメンテナンスが行き届いている中古車は検討の余地あり。
上記の表の中でも、
- 「人気のない車種」
- 「売れ残り」
などはコンディションに関係なく安値を付けられていますので、特に狙い目と言えるでしょう。
反面、その他の理由で5万円が付けられている場合は「車のコンディションが良くない」「メンテナンスが行き届いていない」というリスクがありますので、おすすめできません。
以下に代表的な不具合例をご紹介いたします。
【よくある不具合例】
- エンジン、トランスミッションの故障(異音やオイル漏れがないこと)
- ブレーキ周りの故障(ブレーキパッドの残量不足、オイル漏れがないこと)
- ステアリングの故障(オイル漏れ、ハンドルのセンターがずれていないこと)
※トランスミッション・・・変速機のこと。
※ブレーキパッド・・・動いている車を止めるために必要な部品。
※ステアリング・・・かじ取り装置のこと。
これらの不具合は初心者の方には判断が難しいので、必ず販売店の担当者の方と一緒に現車確認をしましょう。
その際、「少しくらいのオイル漏れなら大丈夫」「見ても意味ないですよ」など、何かを隠そうとする素振りを見せたら信用できませんので避けることをおすすめします。
続いては、5万円の中古車のリスクについて考えていきましょう。
5万円中古車のリスクを覚悟しよう
冒頭でも触れてきましたが、中古車市場の中でも激安価格の「5万円」で販売されているのには何かしらの理由があるからです。
人によってはリスクが大きすぎて5万円の中古車はおすすめできない可能性がありますので、メリットだけでなく、デメリットもよく理解して購入を検討しましょう。
では実際にどんな中古車がリスクとなり得るのか、3つの代表例を参考に詳しく掘り下げていきたいと思います。
- リスク1:走行距離が多くメンテナンス費用がかかる可能性がある
- リスク2:外装・内装のコンディションが悪い
- リスク3:エンジン、足廻りなど部品の状態が悪い
リスク1:走行距離が多くメンテナンス費用がかかる可能性がある
5万円の中古車の多くは走行距離が多く、10万km越えも少なくありません。
日本の狭い国土では「10万km」というのが車の寿命のバロメーターの一つになっていますので、ユーザーからは敬遠されがちな車両となります。
走行距離が多いとそれだけ部品の消耗も激しく、メンテナンスの行き届いていない車ですと購入後に次から次へと部品が壊れてしまう可能性もあります。
ただし、世界的に見れば10万kmという走行距離は決して珍しくなく、車検や12ヶ月点検といった法定点検できちんとメンテナンスされていれば問題なく乗れてしまうのです。
走行距離が多い中古車を選ぶ際は、点検整備記録簿を確認することと、エンジンオイルなどの油脂類がこまめに交換されていることを確認しておきましょう。
リスク2:外装・内装のコンディションが悪い
これは見た目の問題になってきますが、激安中古車の場合はボディーなどの外装にキズやへこみが多くあったり、シートなどの内装にへたりや破れがあるなど状態が良くないケースが多いのです。
特にボディーは沿岸地域などで使用されていた場合、サビなどの腐食も発生する原因となります。
見た目の問題ですので走行性能に問題はありませんが、綺麗な中古車を探している方には重大なリスクと言えるでしょう。
リスク3:エンジン、足廻りなど部品の状態が悪い
一番リスクとしては大きい部分になりますが、エンジンやブレーキ関連など、走行する上でとても重要な部品が故障、または劣化が著しく進んでいる中古車も存在します。
このような中古車を購入してしまうと、納車後に故障が多発したり、最悪の場合は修理不能となった廃車することにもなりかねません。
走行中にエンジンが停止したり、ブレーキの利きが悪いなどの不具合は重大な事故にも繋がりかねませんので、避けるべき中古車と言えます。
5万円の中古車を安心して購入するにはどうすれば良いか?次の項で解説いたします。
5万円の中古車は信頼のできる中古車販売店から買おう
ここまでの解説で、5万円の中古車を買う上でのメリットや気をつけるべきリスクなどがご理解いただけたかと思います。
実際に中古車探しの初心者の方が5万円の中古車を購入する上で、上記で説明したようなリスクを見抜くことは非常に難しいと言えますので、最小限にリスクを抑える意味でも、信頼のできる中古車販売店に車探しをお願いすることがとても重要になってきます。
整備士として5,000台整備してきた経験を元に、皆さまが購入後に後悔しないよう、おすすめの中古車販売店をご紹介したいと思います。
おすすめ1:中古車販売実績No.1の「ガリバーアウトレット」
5万円以下の中古車を探す場合は、ガリバーアウトレットで探す方法がとても便利です。
本家のガリバーの品ぞろえとは違い、「多走行車」「修復歴あり」などの訳あり品を多く取り揃えております。
「とにかく安い車が欲しい」というニーズに応える形でラインナップしておりますので、5万円の中古車をお探しの方におすすめしたい販売店となります。
「ちょっとキズが気になる」「車両の保証くらいは付けておきたい」という方は別途オプションサービスも用意されておりますので、利用してみてはいかがでしょうか。
参考URL:ガリバーアウトレットの中古車情報・在庫検索はコチラ!お値打ちな車を全国から保証付で
ガリバーアウトレットでの検索方法
価格の「30万円以下」を選択する。
「価格 安い順」に並び変えてあげることで、5万円の中古車を検索することができます。
おすすめ2:お手頃価格の中古車専門店「プラウド」
「お手頃価格の中古車販売店」として静岡、千葉、埼玉、兵庫、愛知の5県で展開しており、在庫数は1000台と豊富に取り揃えています。
経営理念の「仲間を大切にする」にあるように、お付き合いするすべての方を大切にするというお客様第一主義の中古車販売店です。
「プラウドアフター保証」という自社独自のアフターサービスに加え、自社ローンも完備していますので「予算が少ない」「購入後が不安」という方にもおすすめです。
参考URL:お手頃車・激安車なら中古車販売のプラウド 国内16店舗展開中
おすすめ3:軽自動車・激安中古車専門店「ケイ・ドリーム」
関東・甲信越エリアで展開している「激安」「格安」をウリにした日本最大級の軽自動車専門店です。
在庫数は常時500台取り揃えており、中古車購入はもとより車検やコーティング、社外パーツの取り付けなど幅広いサービスが魅力的な販売店となっています。
「あれもこれもお店にすべて任せたい」という方に是非ともおすすめしたいお店です。
参考URL:軽自動車 軽専門店 激安中古車ケイ・ドリーム。軽自動車買取
続いては中古車を実際に選ぶ際のポイントをご紹介します。
5万円の中古車を購入する際に気をつけたいポイント4個
5万円の中古車を購入する際に気を付けるべきポイントは全部で4個あります。
それぞれの注意点を抑えておくことで、購入後のリスクを大きく減らすことができます。
中古車選びを販売店にすべて任せてしまうのではなく、ご自身でチェックできる部分は確認しておきましょう。
ポイント1:車両本体価格と支払総額の違いに気を付けよう
販売店に掲載されている価格についてですが、一口に「5万円」と言っても車両本体価格なのか、支払総額なのかで意味合いが大きく変わってきます。
販売店が中古車を安く見せるために車両本体価格だけを掲載しているケースがありますので、その場合は別途諸費用が掛かってくることを頭に入れておきましょう。
その際、販売店にいくら追加で費用が掛かってくるのか確認しておく必要があります。
ポイント2:車検切れの場合は別途費用が掛かってくる
中古車の総支払額が5万円だとしても、車検の有無で実質の支払額が大きく変わってきます。
車両データの項目に「車検なし」と記載されている中古車は、別途車検を通すための法定費用が掛かってきます。
その際、点検の基本料金と修理費用などが加わることで10万円以上掛かる場合がありますので注意しましょう。
車検切れの中古車を検討する場合は、概算でどのくらい費用が掛かりそうか見積を出してもらいましょう。
ポイント3:点検整備記録簿でメンテナンス記録をチェック
安い中古車は安いなりの理由があると前段でお話しましたが、最低限メンテナンスが行き届いている中古車を選ぶよう心がけましょう。
中古車の中にはメンテナンスが行き届いていないがために「5万円」という価格設定をしているケースがあります。
定期交換部品やエンジンオイルなどの消耗品を交換しないままでいると、取り返しのつかない重大な故障につながる恐れがあります。
法定点検の実施記録である「点検整備記録簿」と、エンジンルームや運転席周辺にオイル交換のステッカーがあるかどうかがチェックポイントとなります。
ポイント4:軽自動車ならなるべく走行距離の少ない車を選ぼう
普通乗用車に比べて寿命が短い軽自動車はなるべく走行距離が少ないものを選びましょう。
理由としては普通乗用車より排気量が小さく、各部品の強度も劣るため、10万kmを越えてくるような車両はいたるところでガタが生じてきます。
エンジンオイルやミッションオイルの漏れ、ショクアブソーバーの抜けなどが代表的な故障例となります。
※ショックアブソーバー・・・段差などを超える際に発生する振動を減衰するための装置。いわゆるサスペンションの一部で、コイル状のスプリングと合わせて構成される。
ここからは、素人が買わない方が良い中古車の例を事例形式でご紹介いたします。
【事例で分かる】こんな5万円の中古車はおすすめできない!注意点は全部で4個
5万円の中古車購入に伴い、イメージがしやすいよう事例をご紹介したいと思います。
もしかすると、欲しい中古車の中には以下の事例のような車両があるかもしれません。
ご検討の際は十分リスクを考慮して購入しましょう。
注意点1:多走行(10万km越え)の外車
車両データ:キャデラック コンコース 1995年式
走行距離が20万kmを越えているアメリカ車を先輩から譲り受けた方のお話です。
見た目は綺麗に磨きこまれている車でしたので、良い買い物をしたと誰もが思っていたのですが、蓋を開けてみると事故車であることが分かりました。
右タイヤ付近をぶつけていることもあり、走行中に真っ直ぐ走らないことや、エンジンオイルや冷却水の漏れなど度重なるトラブルに悩まされました。
最終的には莫大な維持費と故障の兼ね合いで手放すことになった事例となります。
注意点2:走行距離が不明の中古車(特にスポーツカー)
車両データ:ニッサン シルビア 1990年式
免許取りたての頃に購入した激安スポーツカーの事例です。
社外品のメーターに交換済で走行距離が不明ではありましたが、外観が綺麗だったこともあり購入しました。
購入前の試乗でも特に違和感はなかったのですが、しばらくしてからオイルが漏れ、クラッチ交換、シリンダーガスケット交換など修理が重なり、学生ということもあり維持費の面で泣く泣く手放すことになりました。
注意点3:10万km越えの軽自動車
車両データ:スバル ヴィヴィオ 1993年式
日常の足としてなんでも良いから車が欲しいということで、整備工場の代車に使用していた車を譲り受けた話となります。
整備工場の代車ということもあり、エンジンオイルなどのメンテナンスや法定点検は当然クリアしている車ではありましたが、走行距離が軽自動車としては多い10万kmを越えていました。
日々のメンテナンスは必要最低限行っていましたが、最終的にトランスミッションの故障(シフトチェンジ不能)により廃車となりました。
注意点4:メンテナンス不良の中古車
車両データ:トヨタ マークⅡ 1991年式
5万円そこそこの中古車にしては外装・内装ともに綺麗なマークⅡでしたが、後々車検証を確認してみると「点検整備記録簿」がなく、過去のメンテナンス状況が分からない状態でした。
購入後はすぐにタイヤ交換、ブレーキパッド交換、バッテリー交換と次々と消耗品を交換することになり、「これなら初めから30万円くらいの中古車買えたね」という話になり後悔しました。
事例にあるような失敗談にならないよう、整備士が「これなら大丈夫!」と言える中古車をご紹介いたします。
【事例】整備士がおすすめする5万円の中古車
5万円という激安な中古車だからこそ、車選びには通常より慎重になりすぎるくらい吟味して購入する必要があります。
では実際に「買っても良い」という車はどんな条件か?をご紹介していきたいと思います。
整備士が一押しする選び方を元に、是非とも「あたり」の中古車に巡り合えたら幸いです。
事例1:ディーラーなどで法定点検やメンテナンスが行き届いている車
車検などの法定点検はもとより、日々のメンテナンスもディーラーなどに任せている中古車はコンディションも良くおすすめと言えます。
車検ではブレーキパッドの残量やタイヤの残溝等、国で定めた基準をクリアしなければならない決まりがありますので、車検や12ヶ月点検できちんと整備が行われている中古車は信頼できる車両だと言えるのです。
事例2:法人が所有していた車
事例1をより確実のものとするのが、会社など法人で所有していた車両です。
個人で所有している車と違い、会社の所有物ですのできめ細やかなメンテナンスが施されていることが期待できます。
10万km、20万kmの中古車でも程度良好なものが多い傾向にありますので必見です。
かなりレアケースになってしまうかと思いますが、送迎車に使用して車は外装・内装のコンディションも良好で、まさに掘り出し物の中古車と言えるでしょう。
ここからは、中古車探しを進める上で「近くにおすすめの店舗がない」という方にコツを伝授したいと思います。
コラム:おすすめ店舗がないときに5万円の中古車を探すコツ
先程おすすめした中古車販売店が近隣にないという方は、中古車検索サイトを活用して探してみましょう。
サイトに登録している全国各地の中古車販売店の在庫車両を一挙に検索することができますので、お気に入りの中古車を探す範囲が一気に広がります。
スマホでも簡単に欲しい車種や条件を検索できますので、いつでもどこでも中古車探しをすることができます。
具体的な検索方法などは次の項でご紹介いたします。
グーネットやカーセンサーの検索機能を活用しよう
中古車検索サイト大手の「グーネット」や「カーセンサー」の便利な検索機能のご紹介をいたします。
検索機能を利用することで、「車種」「走行距離」「年式」「価格」「販売地域」などなど様々なニーズを絞り込むことができます。
パソコンだけでなく、スマホからも検索できることから中古車探しに大変便利なツールとなっています。
ますは、グーネットの検索方法を解説します。
グーネットの場合
まずはグーネットにアクセスし、下記の情報を元に絞り込んでいきましょう。
- メーカーを選択
- お探しの車種を選択
- お探しの地域を選択
「本体価格」または「支払総額」を安い順に並べ替えることで5万円の中古車を絞り込むことができます。
※5万円の中古車を探す場合、本体価格で絞り込んでしまうと追加料金(車検や修理費用)が必要になってくる場合がありますので注意しましょう。
グーネットの「グー鑑定」で信頼できる中古車を選ぼう!
「iD車両」と書いている中古車であれば、第三者機関であるプロの鑑定士が公正に中古車の状態を鑑定しているためおすすめです。
参考:グー鑑定とは
激安中古車の中にも認定を受けている中古車もありますので、探す際に気にして見てみましょう。
カーセンサーの場合
グーネットと同様に、カーセンサーにアクセスし、下記の情報から情報を絞り込みましょう。
- メーカーを選択
- お探しの車種を選択
- お探しの地域を選択
こちらもグーネットと同様に「本体価格」または「支払総額」を安い順に並べ替えましょう。
※グーネットと同様に5万円の中古車を探す場合、本体価格で絞り込んでしまうと追加料金(車検や修理費用)が必要になってくる場合がありますので注意しましょう。
カーセンサー認定なら検査項目が300項目以上で業界トップクラスの安心感!
カーセンサーでは「オークネット(AIS)」という外部機関が平等・公平な審査を行いますので、カーセンサー認定を受けた中古車はとても信頼できる車両だと言えます。
参考:カーセンサー認定とは
もし認定中古車が在庫であれば安心して購入できる中古車ですのでおすすめします。
まとめ
5万円の中古車というとどうしてもリスクやデメリットをいの一番に考えてしまうかもしれません。
しかし、購入する上での注意点や確認事項などを抑えることと、信頼できるお店選びさえ間違えなければ、コストパフォーマンスに優れた良質な中古車に出会えると考えております。
経験上、「新しいから安心」「走行距離が少ないから安心」とは言い切れません。
「外装・内装が綺麗だから品質が良い」とももちろん言い切れません。
今回ご紹介した中古車選びをする際のポイントをよく確認していただき、良質な格安中古車に巡り合えれば幸いだと考えます。
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