プリウスの中古車選びのときに
「プリウスの中古車選びで注意点ってあるの?」
「ハイブリッドだけど中古で購入して大丈夫?」
「ハイブリッドの修理は高そう。注意点を教えてほしい」
と気になりませんか?
筆者は整備士として5,000台以上の車を整備してきました。
もちろんプリウスを始めとしたハイブリッドも見てきています。
結論から言うと、プリウスもガソリン車同様に機械ですので壊れますが中古車でも問題ありません。
ただし、ハイブリッド車は使い込まれると「ハイブリッドシステム」と呼ばれるものを交換する必要が出てくるためメンテナンス費が高くなることもあります。
この記事では
- プリウスの中古車ならではの注意点
- 中古車としてプリウスを購入しても「あり」な条件
- 具体的なプリウス中古車の選び方
を紹介していきます。
プリウスはダントツに燃費が良いため、ぜひお買い得な中古車を選ぶためにも一読してください。
では早速ですが、プリウスのウィークポイント(弱み)から解説していきます。
極上の中古車を見つける裏技
インターネットに掲載されている中古車はごくわずか。
中古車は毎日売り買いされ非公開な車両は膨大にあります。
特に極上車はインターネット掲載せずとも売れるため「非公開車両」が多く存在します。
この非公開車両を狙いましょう。
あまり知られていませんが非公開車両からおすすめの中古車を提案してもらえるサービスがあります。
無料で提案をしてもらえますので中古車選びで失敗したくない方は一度チェックしてみましょう。
Contents
意外と高い!プリウスはバッテリーとハイブリッドシステムの故障に要注意
低燃費で経済的なプリウスですが、いくら安いからといってなんでも購入しても良いとは限りません。
プリウスは一般的なガソリン車等に搭載しているバッテリーとは別に、モーターを駆動させるための「駆動用バッテリー」を積んでいます。
このバッテリーの交換目安が15万~20万キロと言われていますので、購入したタイミングによっては購入直後に20万、30万円もするような修理費用が掛かってしまう可能性があります。
- 「どのくらい乗り続ける予定があるか」
によって考え方は変わってきますので、
- 「どのタイミングで交換するべきか?」
- 「どのくらいの費用が必要になってくるか?」
について解説していきたいと思います。
まずはハイブリッドカーの要である駆動用バッテリーの説明からいたします。
駆動用バッテリーの修理相場は約20万円
一般的な始動用のバッテリーと違い、プリウスの駆動用バッテリーは車を走らせるためのものですので、「高電圧」「大容量」の長寿命となっています。
ただし、バッテリーは使用に伴い劣化していくことから、蓄えられる電力量や電圧が下がってきた場合には交換が必要になってきます。
その際の交換費用が工賃も併せて20万円ほど掛かってきますので、10万キロを超えるプリウスを購入する場合には特に注意が必要です。
年々バッテリーの性能も進化していますが、消耗品であることには変わりないので、交換時期を考えて購入しないと燃費の良さも台無しになってしまいます。
交換時期(目安)・・・15万~20万キロもしくは15~20年
ハイブリッドシステムの修理相場は20~30万円
プリウスにとって最も重要な部品ともいえるハイブリッドシステムですが、駆動用バッテリーと同じく、故障した場合の修理費は20~30万円と高額になってきます。
ハイブリッドシステムはプリウスの心臓部とも言える精密で複雑な構造をしていますので、修理の際に高度な専門技術が必要になってくることが高くなる理由となります。
近年ではハイブリッドカーが主流になってきていますので、従来と比較してハイブリッドシステムの生産コストも下がってきていますが、まだまだ高価な部品であることには間違いありません。
駆動用バッテリーの交換時期と同じく、中古車を購入する際は交換の有無やタイミングを確認しておきましょう。
交換時期(目安)・・・15万~20万キロもしくは15~20年
続いては、ハイブリッドカーの買い方について触れていきたいと思います。
【コラム】ハイブリッドカー=経済的とは限らない!粗悪な中古車には要注意
ガソリン車と比べて圧倒的な燃費の良さが売りのプリウスですが、先ほどの高額部品の修理費を事前に考えておく必要があります。
場合によってはガソリン車より維持費が掛かってきてしまう事例もありますので、筆者の知人が格安プリウスを購入した事例をご紹介していきたいと思います。
事例:格安プリウスでコスト増大!軽自動車からの乗り換え失敗談
とにかく燃費重視の知人が2代目のプリウスを購入したお話になります。
- 「プリウスは経済的」
- 「今乗っている軽自動車より燃費が良い」
という浅い知識のみで14万キロのプリウスを格安で購入しましたが、商談時にメンテナンス状況を確認しなかっただけでなく、修復歴ありにも関わらず見た目の綺麗さだけで契約をしてしまいました。
まだ駆動用バッテリーの交換時期ではありませんでしたが、購入して1年あたりから不具合が発生し、20万円にも及ぶ交換費用が発生してしまいました。
さらにそこで発覚したのでが、事故による雨漏りでした。
うまく修理がされておらず、雨漏り対策も別途必要になってくるという悲しい結末となってしまいました。
すべての中古車に言えることですが、2年ごとの車検だけでなく12ヶ月点検や日々のオイル交換なども含めて手入れが行き届いているかが購入する重要な決め手となります。
プリウスのようなハイブリッドカーは、精密な駆動用バッテリーやハイブリッドシステムを搭載している分、ガソリン車よりも割高な新車価格ですので燃費で元を取るほかありません。
程度の良い割安なプリウスを長く乗り続けることでコスト面のメリットを生み出しますので、次の章で解説する購入前の注意点も併せてご覧ください。
極上の中古車を見つける裏技
インターネットに掲載されている中古車はごくわずか。
中古車は毎日売り買いされ非公開な車両は膨大にあります。
特に極上車はインターネット掲載せずとも売れるため「非公開車両」が多く存在します。
この非公開車両を狙いましょう。
あまり知られていませんが非公開車両からおすすめの中古車を提案してもらえるサービスがあります。
無料で提案をしてもらえますので中古車選びで失敗したくない方は一度チェックしてみましょう。
プリウスの中古がありな条件とは?整備士からの注意点は3つ!
筆者が整備士時代に感じた、プリウスを購入する上での注意点を3つご紹介いたします。
ハイブリッドカー全般に言えることですので、この先もハイブリッドカーを乗り継ぐ予定がある方は特に必見です。
どうしても中古車を購入する際は「安さ」を重要視してしまいますが、メリットだけでなくデメリット(リスク)にも目を向けて総合的に判断することが非常に大切です。
- 「燃費は良いけどメンテナンス不良で壊れてばかり」
こんなことにならないよう、これから説明する事項の中にはプリウスの維持費に大きく関わる部分もありますので注意しておきましょう。
では早速ですが、整備士からの注意点をご紹介いたします。
注意点1:走行距離は5万キロ以内であること
長く乗り続けることを前提条件とすると、走行距離は5万キロ以内が理想的です。
ハイブリッドシステムの交換時期15万キロと考えると10万キロもあり、10年乗れる計算となります。
(※一般的には、1年1万キロ走行すると言われています)
長く乗り続けたい方は走行距離5万キロ以内で探しましょう。
逆にもっと短いスパンで乗り換えを検討しているのであれば15万キロから逆算すれば大丈夫です。
注意点2:年式は5年以内であること
走行距離と同様の考え方で、5年以内であれば2回目の車検にあたるタイミングですので、まだまだ大きな交換部品もなく、安心して乗ることができる状態と言えます。
中には「5年10万キロ」など1年に1万キロ以上走っている中古車もありますので、年間2万キロを超えてくるようであれば、予期せぬ故障を未然に防ぐためにも見送ることをおすすめします。
注意点3:メンテナンス記録の有ること
これも中古車全般に言えることですが、法定整備や日々のメンテナンス記録がきちんと残っているかが良質な中古車を判断する基準となってきます。
いくら高性能のハイブリッドカーといえども、メンテナンスを怠れば燃費が著しく悪くなるだけでなく、車としての寿命も短くしてしまいます。
車検(24ヶ月点検)だけでなく、12ヶ月点検も必ず行い、しかるべきタイミングで消耗品さえ交換すれば10万キロ、20万キロと安心して乗ることができるのです。
続いては、筆者が選ぶ良質なプリウスをご紹介したいと思います。実際に何十台もプリウスを点検整備してきましたので、現場目線でお伝えできるかと思います。
極上の中古車を見つける裏技
インターネットに掲載されている中古車はごくわずか。
中古車は毎日売り買いされ非公開な車両は膨大にあります。
特に極上車はインターネット掲載せずとも売れるため「非公開車両」が多く存在します。
この非公開車両を狙いましょう。
あまり知られていませんが非公開車両からおすすめの中古車を提案してもらえるサービスがあります。
無料で提案をしてもらえますので中古車選びで失敗したくない方は一度チェックしてみましょう。
【事例紹介】整備士ならこの中古プリウスを購入する!
中古車市場におけるプリウスの位置づけとしては、在庫数も多く、選択肢の幅が広いというメリットがあります。
しかし、在庫数が多いということは初心者にとってどれを選べば良いのか判断に悩みます。
- 「プリウスは燃費が良くて優秀な車」
- 「トヨタだから安心」
というような固定概念だけで中古車を選ぶのは危険すぎますので、筆者の経験からおすすめできる中古車を例としてご紹介したいと思います。
高性能なプリウスといえども、メンテナンスを怠れば他の中古車と同様に故障してしまいます。後ほどご紹介する高品質プリウスの探し方も併せてご覧ください。
今回はグーネットで検索した例をご紹介します。
おすすめ1:高年式プリウス
2018年式とほとんど新車と変わらない高年式のプリウスのご紹介です。
走行距離も1.1万キロと年式相応の走行距離で、慣らし運転が完了した頃合いの程度良好車両になります。
もちろん修復歴もなく、安心して長く乗り続けることができます。
ディーラーの認定中古車というポイントも見逃せません。
おすすめ2:低走行プリウス
4年落ちですが走行距離は5,000キロと走行距離の少ない中古車になります。
走行距離が少なすぎて心配されるかもしれませんが、トヨタのディーラーで販売している認定を受けている中古車ですので心配はご無用です。
1年間、走行無制限の保証付きですので、エンジンやハイブリッド機構はもちろん、60項目5,000部品が保証対象となります。
おすすめ3:法人1オーナープリウス
年式は9年落ちで走行距離も10万キロ越えですので、一見すると避けたい中古車に見えますが、法人1オーナーということもあり定期的なメンテナンスが期待できます。
更には良質な中古車を証明する証として、グー認定も発行されています。
修復歴もなしで禁煙車といった点も高評価となります。
とにかく予算を抑えてプリウスが欲しいという方におすすめです。
ここからは、初心者向けのプリウスの賢い探し方をご紹介いたします。
極上の中古車を見つける裏技
インターネットに掲載されている中古車はごくわずか。
中古車は毎日売り買いされ非公開な車両は膨大にあります。
特に極上車はインターネット掲載せずとも売れるため「非公開車両」が多く存在します。
この非公開車両を狙いましょう。
あまり知られていませんが非公開車両からおすすめの中古車を提案してもらえるサービスがあります。
無料で提案をしてもらえますので中古車選びで失敗したくない方は一度チェックしてみましょう。
初心者はメーカー保証の手厚いトヨタ系販売店での購入が安心
- 「車のことはよく分からない」
- 「ハイブリッドカーってどれも一緒でしょ?」
- 「ガソリン車との違いが分からない」
など、初心者の方にはプリウスのことを熟知しているトヨタ系の販売店で購入することを強くおすすめします。
厳しい査定基準によって評価されたメーカー保証付きの中古車であることに加え、購入後のアフターフォローも充実したサービスとなっています。
中古車市場の中ではやや高めかもしれませんが、購入後も安心して乗ることができるメリットは初期投資として申し分ありません。
まずはプリウスを販売しているトヨタ系の中古車販売店をご紹介します。
トヨタU-Car
高品質でリセールバリューの高い車が多いトヨタですが、ディーラーで販売されている中古車であればアフターサービスも安心してお任せすることができます。
店舗は全国に2,000店舗、予期せぬ故障の際に対応してくれるテクノショップは5,000ヵ所と万全の体勢となっている点も見逃せません。
続いては、ディーラー系に特化した中古車検索サイトをご紹介です。
D-Ucar.net
リクルートが運営するD-Ucar.netは、車に詳しくない初心者の方にも安心しておすすめできるメーカー系の中古車情報のみを掲載したサイトになります。
メーカー保証の付いている中古車のみを取り揃えておりますので、安心感を重視する女性やファミリー層にはうってつけの情報サイトとなっています。
ディーラー系以外にも認定中古車の探し方はありますので、中古車検索サイトを用いた探し方をご紹介します。
認定中古車を簡単検索!中古車検索サイトを上手に活用しよう
中古車検索サイトはディーラー系の中古車販売店よりも在庫数が多く、割安な中古車を探し出すことができるのも見逃せないメリットと言えます。
中古車検索サイト最大手の「グーネット」や「カーセンサー」では、第三者機関による中古車の鑑定を行っています。
どちらも厳しい検査項目を専門の認定鑑定士が1台1台車両チェックを行いますので、良質な高品質車両を取り揃えています。
グーネットは「JAAA(日本自動車鑑定協会)」、カーセンサーは「オークネット(AIS)」という外部機関が平等・公平な審査を行ってくれますので、認定を受けた中古車は安心して乗ることができる中古車だと言えます。
また、中古車検索サイトであればご希望の条件を簡単に絞り込んで探すことができますので、認定中古車に的を絞った検索が大変便利です。
プリウスは中古車市場の中でも在庫数が多いので、認定中古車に絞り込むだけでも安心感が違います。
今回はグーネットとカーセンサーに加え、オリックスグループで扱っていたレンタカーなどの払い下げ車両を主に取り扱う、オリックス認定中古車も併せてご紹介したいと思います。
ではグーネットからご説明いたします。
グーネット
まずはトップページから「トヨタ」を選択します。
プリウスを選択しましょう。
探したい地域を選択します。
全国で検索したところ、10,073台検索ヒットしました。
細かく条件を絞り込みたい場合は希望条件を選択しましょう。
グーネットは中古車登録台数が豊富で見やすさに定評のある中古車情報サイトです。
インターネットを通じて、いつでも・どこでもスマホ1台あれば簡単に検索できる便利なサイトです。
「あんしん、まる見え」のID車両であれば、良質な中古車の状態が客観的に判断できますので、安心して購入することができます。
次にカーセンサーの検索方法をご紹介します。
カーセンサー
まずは「メーカー車名」を選択します。
トヨタを選びましょう。
プリウスを選択します。
プリウスを検索する地域を選びます。
9,865台検索することができました。
細かな条件はこちらから検索します。
中古車検索と販売に関する豊富な情報力に定評のあるカーセンサーは、中古車探しに欠かせない存在となっています。
カーセンサー独自の「カーセンサー認定」といった高品質中古車を簡単に比較・検討しながら中古車探しをすることができます。
中古車メディアの先駆け的存在のカーセンサーであれば、お目当ての車もすぐに見つかることでしょう。
続いてはオリックス認定中古車の使い方を解説します。
オリックス認定中古車
まずは「トヨタ」にチェックを入れて検索しましょう。
車名にプリウスと入力して検索しましょう。
全国のオリックス認定中古車で36台検索することができました。
オリックス認定中古車は、希望する車種を専門のスタッフが探し出してくれるサービスとなっています。
ホームページに掲載している在庫車両はもとより、掲載しきれない大量の在庫車両の中から厳選して提案してくれますので、初めて中古車探しをする方でも安心です。
レンタカーやリースで使用していた車両が多いので、過去の使用履歴がはっきりしている「修復歴なし」の認定中古車に特化しています。
続いては、プリウスの維持費をその他の車種と比較して解説していきます。
【コラム】初心者必見!プリウスの維持費はそこまで安くない
CMや広告など世間のイメージで、「プリウス=経済的」という認識をされている方が多いかと思いますが、筆者としては半分正解で半分ハズレといったところです。
ハイブリッドカー特融の燃費の良さが売りではありますが、車両価格も高くなるため長く乗り続けることが維持費の面で恩恵を受けるポイントになります。
では実際にどの程度維持費の面で違いがあるのか?
一覧表を用いて検証していきたいと思います。
【プリウスとの維持費比較】
費用 | 車種ごとの維持費 | ||
プリウス(普通車) | アクア(普通車) | N- Box(軽自動車) | |
車両本体価格(概算) | 3,000,000円 | 2,000,000円 | 1,500,000円 |
自動車重量税 | 24,600円 | 24,600円 | 6,600円 |
自動車税 | 39,500円 | 34,500円 | 10,800円 |
車検費用(世間相場) | 約100,000円 | 約100,000円 | 約70,000円 |
自賠責保険(24ヵ月) | 25,830円 | 25,830円 | 25,070円 |
任意保険料 ※1 | 37,270円 | 33,640円 | 28,330円 |
ガソリン代/年 ※2 | 48,387円 ※3 | 52,326円 ※4 | 66,667円 ※5 |
ローン代 ※6 | 52,978円 | 35,319円 | 26,489円 |
月額総額(車両代込み) | 22,966円(75,944円) | 22,575円(57,894円) | 17,289円(43,778円) |
年間総額(車両代込み) | 275,587円(911,323円) | 270,896円(694,724円) | 207,467円(525,335円) |
※地域差のある駐車場代は含まないこととする。
※1・・・チューリッヒ保険会社で試算。(40歳/20等級の場合)
※2・・・ガソリン代は「年間走行距離÷燃費×ガソリン価格(150円)=年間のガソリン代」で試算。(5km/日×20日=100km/月=12,000km/年で計算)
※3・・・プリウス燃費・・・37.2/L
※4・・・アクア燃費・・・34.4/L
※5・・・N-Box燃費・・・27.0/L
※6・・・ボーナス払いなし、変動金利2.3%、借入期間5年で試算。自動車ローン返済シミュレーション
上記の一覧表をご覧いただいた通り、維持費に関しては軽自動車が一番安くなる結果となりました。
燃費に関して言えば、プリウスとアクアに軍配がありますが、車両の購入価格と車検などの法定費用でトータル維持費に差が生まれてきます。
燃費の良いハイブリッドカーで元を取ろうと思うのであれば、10年スパンの長い目で見ていく必要があるのです。
もし車検ごとの乗り換えを予定していたり、5~6年周期で乗り換える予定がある方は、維持費を抑える意味でもこの後ご紹介する軽自動車かコンパクトカーを検討しましょう。
年間数百台整備してきた筆者が選ぶ、維持費を最優先した中古車をご紹介いたします。
維持費を一番に考えるなら軽自動車とコンパクトカーも視野にいれよう
一覧表をご覧いただいと通り、販売価格の違いで維持費の差が生まれてきます。
本当の意味での経済性を考えると、購入費用を抑えて毎月のローン返済額を少なくすることや、税金や保険料が安い軽自動車やコンパクトカーを検討することも需要になってきます。
筆者の友人も「燃費が良い」という理由だけでプリウスを新車で購入していましたが、ローンの返済が終わっているコンパクトカーをそのまま乗り続けた方が、実は月々の負担は少ないということになります。
では実際に「月々の負担を減らしたい!」という方にどんな中古車がおすすめか?筆者の経験を元に3台ご紹介いたします。
おすすめ1:マツダ/デミオ
2019年式とほとんど新車と変わらない、高年式、低走行の良質中古車となります。外装・内装、機関も良好で、グー認定発行済のおすすめの1台です。
コンパクトカーでありなが、レーダークルーズや安全装備も充実した申し分のない中古車と言えるでしょう。
最新のコンパクトカーですので、燃費も19.8km/Lと維持費の面でも大変経済的です。
おすすめ2:トヨタ/ヴィッツ
先ほどご紹介したデミオよりさらに安く抑えたいという方におすすめしたいのが、トヨタのヴィッツです。
コンパクトカーの人気はトヨタはアクア、ホンダはフィットといったようにライバルの多い車種ですので、人気の陰りが見えているヴィッツは狙い目となります。
性能に関しては世界のトヨタですので、衝突安全ボディー、横滑り防止装置など安全に配慮した安心設計となっています。
車体の軽さも相まって、燃費は25km/Lとガソリンエンジンでは優秀な値となっています。
おすすめ3:スズキ/スペーシア
とにかく車の維持費を抑えたいという方は、高年式、低走行車の中でも人気車を外した狙い方をしましょう。
こちらのスペーシアはなんとハイブリッドシステム搭載の軽自動車で、燃費はプリウスに負けず劣らずの29km/Lとなっています。
軽自動車でありながらハイブリッドカーという合わせ技に加え、車両本体価格の安さがさらに毎月の維持費を軽減します。
本当の意味で月々の支払いを抑えたいのであれば、見逃せない1台と言えるでしょう。
まとめ
経済的なプリウスは環境にも家庭にも優しく、大変魅力的な1台だと言えます。
特に燃費の良さはガソリン車とは一線を画しており、一度プリウスに乗ったら他の車に乗り換えるのを躊躇してしまうくらいです。
そんなプリウスにも駆動用バッテリーやハイブリッドシステムの経年劣化という避けては通れない寿命というのがありますので、中古車を購入する際は交換時期を考えておく必要があります。
その他の考え方についてはガソリン車と同様に
- 「どんな使われ方をしてきたか」
- 「定期的なメンテナンスが行われているか」
- 「修復歴はあるか」
といったようなポイントが良質な中古車を購入するコツとなります。
是非とも今回の記事を参考に、皆さんにとって最高の1台と巡り合えるよう切に願います。
コメント