「軽自動車のハイブリッドがほしい!」と思った方はおすすめのメーカーや車種が気になるのではないでしょうか。
ただ整備士の筆者としてはハイブリッドカー特有の販売価格の割高感やガソリン車との燃費性能の差を勘案すると、決して万人受けする車だとは言えません。
筆者は整備士として働く中で車購入の相談を何度も受けたことがありますが、後先考えずに「ハイブリッド=経済的」という先入観で購入を進めてしまい、結果的にコスパの悪い買い物をしてしまった人を何人も見てきました。
もちろん軽自動車のハイブリッドがオススメな方もいますので、そのためにも
- 「軽自動車のハイブリッドカーってお買い得なの?」
- 「ハイブリッドじゃなくても燃費良いけど何が違うの?」
- 「軽自動車とハイブリッドの組み合わせってデメリットある?」
というような疑問を解決していきましょう。
この記事では
- 「ハイブリットを搭載した軽自動車はどんな人に向いているのか?」
- 「ハイブリッドのどんな点に気を付ければ良いのか?」
といった部分を中心に触れていきたいと思いますので、購入を検討している方は是非とも参考にしてみてください。
最後におすすめのハイブリッド軽自動車も紹介いしています。
しっかり一読いただき、お得な軽自動車選びをしてください!
では早速ですが、本題の方へ参りましょう
Contents
軽自動車のハイブリッドは圧倒的な環境性能と静粛性で長期保有に最適!
エコロジーで優れた環境性能が求められる昨今の車業界では、ハイブリットカーが欠かすことのできない存在となってきています。
- 「省燃費性能」
- 「環境性能」
- 「静粛性」
など、財布にも環境にも優しいハイブリッドカーは、車を選ぶ上での一つの基準になっています。
特に今回特集する軽自動車のハイブリッドカーは、もともと燃費も良く、税金面でも優遇されている軽自動車との組み合わせですので、
- 「新車で買って10年以上は乗りたい」
というように、長期的に保有する予定の方にはとても最適な選択肢だと言えます。
現時点ではスズキとOEM販売しているマツダの2社からの販売となっていますが、今後主流になってくるであろう、軽自動車のハイブリッドカーの特徴やメリットとデメリットを余すことなく解説していきたいと思います。
これまで、数千台にも及ぶ車に触れてきた筆者の経験を交えて考察していきますので、最後までお読みいただければ幸いです。
まずは軽自動車とハイブリッドの組み合わせのメリットを解説します。
軽自動車のハイブリッドのメリット
クリーンでエコロジーなイメージのあるハイブリッドカーですが、「軽自動車+ハイブリッド」はどのようなメリットを生み出せるのかご紹介していきたいと思います。
軽自動車はもともと維持費の面でも経済的なイメージがありますが、どのような部分がガソリンエンジンと差別化できるか解説いたします。
メリット1:ハイブリッドカーを安く購入できる
普通車ですと、プリウスを筆頭に軒並み300万円以上するため購入を躊躇してしまいますが、軽自動車であれば新車でも200万円台で購入可能となります。
- 「新車のハイブリッドカーに乗りたいけど予算を抑えたい」
という方には軽自動車のハイブリッドカーがぴったりです。
下記の表のように、普通車のハイブリッドですとガソリン車と比較して割高感がありますが、軽自動車のハイブリッドはガソリン車と比較しても金額差が小さいという点も見逃せません。
【ハイブリッドカーとガソリン車の販売価格比較】
車名 | グレード | 動力源 | 車両本体価格 | 差額 |
---|---|---|---|---|
フィット | 13G・F | ガソリンエンジン | 146万円 | 39万円 |
ハイブリットF | ハイブリッド | 185万円 | ||
ワゴンR | 660 FA CVT | ガソリンエンジン | 116万円 | 12万円 |
660 ハイブリット FX CVT | ハイブリッド | 128万円 |
メリット2:環境に優しい
ハイブリッドカーの魅力は省燃費性能だけでなく、環境への負荷が低いことも人気の理由の一つとなります。
ハイブリッドシステムが起動している間は有害な排気ガス(CO2)を排出しませんので、地球温暖化を抑制する意味では大きな役割を果たしています。
環境保護、エコロジーなカーライフを送りたい人からすると、ハイブリッドカーを選ばない理由がないのです。
また、国土交通省が定める基準をクリアすることで、新車購入時の減税・免税の対象になるメリットもあります。
続いては、軽自動車のハイブリッドのデメリットについて解説していきます。
軽自動車のハイブリッドのデメリット
一見すると軽自動車とハイブリッドの組み合わせはデメリットがないように感じますが、整備士の筆者からすると、皆さんの期待値以上のメリットを見出すことが難しいのではないかと考えます。
では実際に、軽自動車のハイブリッドのどの部分がネックになってくるのか考えていきたいと思います。
デメリット1:車両本体価格が高い
ガソリン車との金額差が小さいとはいえ、購入価格を少しでも抑えたい方からすると割高感が否めません。
ガソリンエンジンにハイブリッドシステムを追加している分、通常のモデルより車両本体価格が高くなりますので、
- 「軽自動車を安く買いたい」
- 「購入費用をなるべく抑えたい」
という方にはハイブリッドカーは不向きとなります。
デメリット2:低燃費の効果が薄い
ガソリン車でも圧倒的な低燃費を誇る軽自動車ですので、低燃費を追い求める人には実は不向きな選択となります。
プリウスのような純粋なハイブリッドカーとは違い、軽自動車に搭載されているハイブリッドシステムは補助的な要素が強く、エンジンが主要動力源であるためガソリン車との燃費差があまり大きくありません。
また、軽自動車のパワー不足を解消するために搭載しているターボチャージャーも燃費を悪化させる一つの要因になってしまっていますので、ハイブリッドカーのメリットを相殺してしまう結果になっています。
【ハイブリッドカーとガソリン車の燃費比較】
車種 | グレード | 動力源 | 燃費 |
---|---|---|---|
プリウス | Aプレミアム | ハイブリッド | 34.0 km/ L |
ワゴンR | 660 FA CVT | ガソリンエンジン | 26.8 km/ L |
660 ハイブリット FX CVT | ハイブリッド | 31.0km/ L |
ここからは、軽自動車のハイブリッドカーがおすすめな人の特徴をご紹介していきたいと思います。
軽自動車のハイブリッドがおすすめな人
ここまで、軽自動車のハイブリッドのメリットとデメリットをご紹介してきましたが、実際にどんな人に向いている車なのか解説していきたいと思います。
筆者は整備士時代に多くの車とユーザーを見てきましたが、様々な種類の車があるように、ユーザーとの相性というのも車を選ぶ上で重要な要素なのだと感じました。
- 「走り重視の人」
- 「積載量を重視する人」
- 「低燃費を重視する人」
など、車に求めるもので選び方が変わってきますので、以下のおすすめポイントを参考に検討していきましょう。
長期間乗る予定
- 「購入後は10年間は買い替えの予定がない」
こんな方に軽自動車のハイブリッドカーはおすすめの選択肢となります。
ハイブリッドカーは販売価格がガソリン車より割高なため、年間の走行距離が多ければ多いほど低燃費のメリットを見出すことができます。
- 「毎日の通勤・通学に使う」
- 「週末にロングドライブをする」
など、日々の生活の中で車を欠かすことができない方に特におすすめとなります。
エコカー志向が強い
ハイブリッドシステムが起動している間は排気ガス(CO2)を排出しないため、環境に対する意識の高い方におすすめの車となります。
今や環境保護の世界基準としてハイブリッドカーは普及していますので、国産車だけでなく、ベンツ、BMW、アウディなどの高級車メーカーもハイブリッドカーをラインナップすることが主流となっています。
静粛性を重視している
閑静な住宅地や、騒音に対する気遣いが必要な地域に住んでいる人にとっては、ハイブリッドカーの静粛性は非常にメリットが大きいと感じます。
運転中にエンジン音が煩わしいと感じている人には特におすすめで、ハイブリッドカーが初めての方からすると「エンジン掛かってるの?」と思うくらい静かな作りになっています。
また、スズキのマイルドハイブリッドであれば、アイドリングストップからの再スタートにセルモーターを使用しないため、「キュルキュル」というセルの音も気にすることがないのです。
続いては、軽自動車のハイブリッドがおすすめできない人の条件を解説していきたいと思います。
【注意】初期投資で10~20万円の差!軽自動車のハイブリッドがおすすめできない人の条件は3つ
低燃費で環境にも優しい軽自動車のハイブリッドカーですが、実は誰にでもおすすめできる訳ではありません。
- 「せっかく軽自動車でハイブリットがあるなら選びたい」
- 「燃費が良さそうだからありかも」
といったように安易にハイブリッド車に目が向きませんか?
ですが実際は車両価格はガソリン車よりもハイブリッドカーの方が高いです。
上述したワゴンRの例では12万円の車両代が高いです。
月ガソリン代が5,000円だとすると2年分のガソリン代を余分に払うことになります。
「ガソリン車を選択すれば2年分のガソリンがタダにになります」と言われたほうがメリットがあるならハイブリッドを選択するのは吟味しましょう。
筆者の友人も流行りに流されてハイブリットカーを新車で購入し、月々の支払いに追われて経済的な側面を活かしきれていないケースがありました。
では早速、おすすめできない条件を一つずつ解説していきます。
条件1:乗り換え頻度が多い人
- 「車検ごとに乗り換えたい」
- 「色々な車に乗ってみたい」
- 「安い中古車を乗りつぶす予定」
といったように、乗り換え頻度が多い方はハイブリッドカーのメリットを見出しづらいと言えます。
ガソリン車と比べてハイブリッドカーは価格が割高なため、長期的に乗り続けることで低燃費のメリットを引き出すことができます。
2~3年サイクルで乗り換える予定の方からすると、軽自動車のハイブリッドカーはコストパフォーマンスの低い車になってしまうのです。
条件2:初期投資を抑えたい人
車の購入費をできるだけ抑えたい方からすると、ハイブリッドカーの販売価格の高さはネックになってきます。
ハイブリッドカーは構造が精密で複雑になるため、どのメーカーもガソリンエンジンモデルと比較すると割高になることから、初期費用を押さえたい方には不向きと言える選択になります。
参考までに、ハイブリッドカーとガソリン車との比較表を掲載いたします。
【ハイブリッドカーとガソリン車の販売価格比較】
車名 | グレード | 年式 | 動力源 | 車両本体価格 |
---|---|---|---|---|
スペーシア | X | 2017年 | ガソリンエンジン | 146万円 |
ハイブリッドX | 2017年 | ハイブリッド | 159万円 | |
スイフト | XGリミテッド | 2019年 | ガソリンエンジン | 148万円 |
ハイブリッドMGリミテッド | 2019年 | ハイブリッド | 163万円 |
条件3:エコカーに興味がない人
そもそも環境性能や低燃費に興味がない人にとっては、ただただ高い買い物になってしまうためメリットがありません。
- 「車は走りが重要」
- 「運転する楽しさが最優先」
- 「スポーツカーに乗りたい」
このような方々は初めから軽自動車のハイブリッドカーは検討の余地がないと考えます。
以降では「ハイブリッドがいい!」という方にどんな車があるか?ご紹介していきたいと思います。
【2020年現在】軽自動車のハイブリッドは全部で2種類!
2020年2月現在、軽自動車のハイブリッドカーはスズキとマツダのみの販売となっておりますが、マツダはスズキからのOEM販売となっていますので実質スズキ1社での製造となります。
軽自動車のハイブリッドシステムの種類は大きく分けて2つあり、
- 「マイルドハイブリッド」
- 「S-エネチャージ」
の2種類のラインナップになっています。
今回はこの2つのハイブリッドについて、整備士である筆者の視点から特徴やメリットを忖度なしに解説していきたいと思います。
まずは、ワゴンRやスペーシアに搭載されているマイルドハイブリッドについて解説していきます。
マイルドハイブリッド
マイルドハイブリッドはエンジンが主要な動力源となり、ISGという小型のモーターとリチウムイオン電池を搭載したシンプルな仕組みとなっています。
あくまでエンジンの駆動やアイドリングストップ後の再始動をサポートすることを前提に作られたシステムとなっておりますので、プリウスのようにたくさんの電力を蓄えておける大容量バッテリーは搭載しておりません。
マイルドハイブリッドはアイドリングからのリスタートをベルト駆動で行うため、スターターモーターを利用したシステムより再始動時のノイズが軽減されています。
アイドリングストップ車特有の再始動時の煩わしさを抑えつつ、効率良いアイドリングストップで燃費の節約効果も期待できます。
次にS-エネチャージの特徴を解説していきます。
S-エネチャージ
S-エネチャージは減速時に発生するエネルギーを蓄積してエンジンの負担を減らし、ガソリンの消費を抑えることで燃費性能を向上させています。
従来のエネチャージと違い、エアコンやオーディオといった電装品だけでなく、エンジンの再始動やモーターのアシストにも蓄積したエネルギーが有効活用されています。
何よりも体感として再始動時の音が静かになっていますので、アイドリングストップ特有の煩わしさが軽減されている点が注目です。
マイルドハイブリッドとS-エネチャージの走行性能、燃費性能に大きく違いはありませんが、マイルドハイブリッドはクリープ走行時にモーター単動で走行するシーンがあるという違いがあります。
S-エネチャージはあくまでエンジンのアシストとアイドリングストップからの再始動が主な役割となるので、どちらがプリウスに近いかと言えば、マイルドハイブリッドを搭載した軽自動車になります。
続いては、ハイブリッドカーの王道であるプリウスとの比較検証を行いたいと思います。
【整備士が教える】軽自動車のハイブリッドとプリウスのハイブリッドシステムの違いとは?
ここまでの解説で、軽自動車のハイブリッドは「エンジンをアシストする」という補助的な意味合いが強いことをご説明してきましたが、プリウスに搭載されているハイブリッドシステムはエンジンと発電用モーターを組み合わせることで燃料の消費を抑える役目を果たしています。
大きなトルクが必要な発進時や加速時にはモーターを最大限に活用し、高速道路などで巡行している際は大きなパワーを必要としないため、モーターの発電量を下げるよう制御しています。
プリウスにはモーターを駆動するための大容量バッテリーが必要不可欠であるため、軽自動車のハイブリッドにはない、駆動用のバッテリーを搭載している点が大きな違いとなります。
【軽自動車のハイブリッドとトヨタハイブリッドシステム(THS)の比較】
ハイブリッドシステム | メリット | デメリット |
---|---|---|
軽自動車のハイブリッド | 普通車のハイブリッドカーより低予算で購入可能。 | 燃費性能での特別感を見出しづらい。モーター単動で動いている時間が短い。※1 |
トヨタハイブリッドシステム(THS) | モーター駆動を駆使したカタログ燃費で40.8km/ L(2WD)と、圧倒的な低燃費性能。 | 複雑なハイブリッドシステムにより、販売価格が割高である。 |
※1・・・S-エネチャージはモーター単動で走行不可。
筆者の結論としては、低予算で手軽にハイブリッドカーに乗ってみたい方はマイルドハイブリッド、燃費重視な方は本格派ハイブリッドカーのプリウスがおすすめとなります。
ここからは、筆者がおすすめする軽自動車のハイブリッドカーをご紹介していきます。
いま買うならおすすめのハイブリッド軽自動車3選
数ある軽自動車の中から、ハイブリッドシステムを搭載したおすすめの軽自動車をご紹介していきたいと思います。
これまで整備士として何千台と点検・整備してきた筆者の経験則から、
- 「燃費性能」
- 「利便性」
- 「環境性能」
の3点に重点をおいて選ばせていただきました。
是非ともハイブリットの軽自動車を選ぶ際の参考にしていただければと思います。
おすすめ1:スズキ/スペーシア 燃費:29.0 km/ L
広々とした室内空間が人気のあるスペーシアは、ワゴンRと同じくマイルドハイブリッドを搭載しております。
ファミリー層の使い勝手を第一に考え、先代より50mm背が高い、全高1,700mmオーバーのスーパーハイトワゴンに仕上がっています。
使いやすさを重視した装備や、もしものときの安全装備も万全の体制となっていますので、経済的な部分だけでなく、利便性、安全性にもこだわった1台になっています。
参考:スペーシア | スズキ
おすすめ2:スズキ/ワゴンR 燃費:31.0km/ L
トールワゴンの先駆け的存在のワゴンRも2017年からマイルドハイブリッドを搭載し始めました。
ワゴンRにマイルドハイブリッドを採用したことで、先代のときからライバル視されているダイハツのムーヴや、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのホンダN-BOXとの差別化など、燃費性能でのアドバンテージを得ることに成功しました。
燃費性能以外にも「デュアルセンサーブレーキサポート」といった安全装備や、軽自動車では初となる「ヘッドアップディスプレイ」などの最新装備を搭載した満足度の高い仕上がりになっています。
参考:ワゴンR | スズキ
おすすめ3:スズキ/ハスラー 燃費:26.4 km/ L
クロスオーバーSUVとして人気のあるハスラーは、S-エネチャージを搭載してより一層燃費性能を向上させた都会派なSUVに仕上がりました。
丸形ヘッドライトを基調とした外観は若者から年配の方にも人気で、愛嬌のあるルックスでありながらS-エネチャージの静粛性が個性を際立てます。
- 「個性的な車に乗りたい」
- 「経済的な車に乗りたい」
そんなわがままにハスラーをお応えすることができるのです。
参考:ハスラー | スズキ
番外編:【ガソリン車】スズキ/アルト 燃費:37.0km/L
軽自動車の元祖といっても過言ではない、スズキの名車「アルト」は令和の時代でも色あせることはありません。
販売価格は80万円台からと価格設定が安いだけでなく、燃費も2WDで37.0km/L、4WDで33.2km/Lとハイブリッドに引けを取らない省燃費性能です。
近年流行っているトールサイズの軽自動車と比べ、背の低い作りであることから空気抵抗が少ないことが燃費向上に一役買っております。
極限まで無駄を省いたアルトバンや、走りにこだわったアルトワークスなど、ラインナップが充実していることも長年愛されている要因となっています。
参考:アルト | スズキ
続いては、コスパを重視するハイブリッドカー選びの方法をご紹介します。
コスパ重視!軽自動車のハイブリッドの初期費用を抑えるなら中古車を検討しよう
- 「手ごろな価格でハイブリットカーに乗りたい」
- 「予算の関係で初期費用はなるべく抑えたい」
- 「新車に強いこだわりはない」
という方々は、中古の軽自動車も視野に入れて探してみましょう。
中古車を検討材料に入れることで、新車より割安に購入することが可能になります。
中古車というと
- 「古い」
- 「汚い」
- 「壊れる」
といったネガティブなイメージを浮かべる方もいらっしゃいますが、新古車や認定中古車のように新車と遜色ないような中古車も出回っておりますので、特に新車に強いこだわりがない方は検討してみてください。
まとめ
軽自動車のハイブリッドと聞くと、低燃費で維持費の負担も少ない経済的な車というイメージを思い描く方が多いかと思います。
確かにイメージとしては間違いないのですが、実際のところ
- 「ガソリン車とあまり燃費が変わらない」
- 「ガソリン車より販売価格が高い」
というような現状が浮き彫りになっております。
車を購入する上で大切なのは「何を重要視するか」ですので、短期間しか乗る予定がなかったり、初期投資を抑えたい方にとってはデメリットの大きい買い物になってしまうのです。
今回の記事では軽自動車のハイブリッドについて、整備士の目線でメリットとデメリットをご紹介してきましたので、是非とも購入の検討材料にしてみてください。
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